収穫前のなし
なしの花
魚津梨の歴史はとても古く、植栽は明治12年までさかのぼり、富山県で最も歴史のある産地と言われています。下野方梨組合では幸水、豊水、二十世紀といった人気品種以外にも多くの品種を栽培しておりバリエーション豊富です。みずみずしさいっぱいの下野方梨は有機質肥料を多く使った低農薬栽培が特徴で、甘みも強いのが自慢です。8月中旬~10月中旬が多く出回り、ほとんどは、庭先販売しています。
なし品種紹介
新水(しんすい)
ジューシーで糖度が高く、やや酸味が強めの濃厚な味の品種です。特定の病気に弱く、花芽や枝の育成が難しい、育てにくい品種ですが、優れた食味に惚れ込み、下野方では大切に守られてきました。
◆収穫時期…8月5日~8月15日頃
幸水(こうすい)
「シャリシャリッ」とした食感に、ひと口食べると果汁があふれ、爽やかな甘みが口いっぱいに広がります。一度食べだしたらとまらない美味しさと飽きのこない甘さは、まさに梨の王様です。
◆収穫時期…8月5日~8月下旬
豊水(ほうすい)
甘味とほのかな酸味がバランスよく、濃厚な食味。名前のとおり果汁が豊富で、数ある梨の中で傑作の品種の一つ。品種固有の大玉のものほど品質も優れています。
◆収穫時期…9月上旬~9月中旬
新星(しんせい)
甘さが抜群に強い。縦長の珍しい形と、リンゴの食感に似た果肉は多くのファンがいます。病気に弱く、栽培しにくいため、市場にはほとんど出回りません。
◆収穫時期…9月中旬~9月下旬
あきづき
大玉で果汁たっぷり、酸味は控えめで濃い甘さがあるので、年代を問わず万人に愛される味です。梨の新時代を築く期待の品種です!
◆収穫時期…9月下旬~10月上旬